得する３つの秘訣 【バイク修理・洗浄編】
小さなキズは自分で消すが、修理はしない！
査定に出す前に、必ずチェック！
そのまま出すより、ちょとの手間やアピールで査定額アップにつながる秘訣をお教えします。
バイク査定の評価項目でお話ししました、重要評価ポイントに、①フロントまわり、②リアまわり、③それ以外の外装の状態があります。ここに、小さなすりキズやヘコミがある場合は、自分で直しておきましょう。このちょっとの手間を掛けることで、無駄な減額を防ぐことが出来るのです。
①除光液を使う方法
最も簡単な方法です。下地の塗料が見えていない浅いキズなら、この方法が使えます。家にあるマニキュアなどを落とす除光液を使います。 １００円均一ショップで１００円で買えます。除光液は、必ず透明なものを使ってください。この除光液をすりキズのある箇所に、柔らかい歯ブラシか筆につけて、やさしくこすってやります。時間を掛けて、ゆっくり、少しづつやるのがコツです。下地や塗装をあまり痛めることはないので、焦る必要や恐れることはありません。キズが消えたら、柔らかい布で拭き取り、その箇所をワックスで磨いてください。浅い傷ならこれでほとんど見えなくなります。深いキズの場合でも、修復箇所を小さくする事が出来るので、まずは試してみましょう。
②専用の修理用品を使う。
ホームセンターやカー用品店で修理用のキットが売られています。（ホームセンターの方が安いようです） 小さなキズやヘコミなどなら、修理することができます。
代表的な修理用品を紹介します。
【株式会社ソフト９９コーポレーション】
昭和２９年設立の自動車用・家庭用ケミカル用品のメーカーです。車用として販売していますが、バイクでも問題ありません。
■コンパウンド シート
最初に、これを使って痛んでいる箇所を磨きます。力を入れず、ササッとキズをならす
感じです。元のキズがコンパウンドシートの磨き後で目立たなくなったら完了です。
磨き終わったら、磨きカスをきれいに洗い流しておきます。
■液体コンパウンド トライアルセット 細目・極細・超極細
少量ずつをセットにしたお買い得セットです。まず液体コンパウンド３０００でしっかり
磨き込んでから、液体コンパウンド９８００で仕上げます。磨き方はどちらも同じ。
・３０００から９８００に移る時は、磨きカスを必ず拭き取り、スポンジを替えること。
・広い面を一度に磨いてはいけません。２０～３０ｃｍ四方をめどに、分割して研磨
しましょう。
■キズクリアープロ（左） コンパウンド専用スポンジ（右）
ワックスがけと同じ要領で塗りこんで、キレイな布で拭き取ります。
目に見えないくらい細かいキズを透明樹脂で埋めて消すことが出来ます。
自信が無ければ、ムリに修理はしないこと。カウルの割れなど、キレイに修復するのは慣れと技術が必要だ。また、故障をバイク屋で事前に直しても、修理代分、査定額がアップするとは限らない。多くは、修理代の元が取れない。
洗車はしっかりやっておこう。泥だらけの汚れたバイクでは、査定員に良い印象はとうてい望めない。汚れが目立つ部分を効率的に洗車しよう。バイクをキレイに見せる洗車のポイントはいくつがあるが、特にエンジンやミッション、リヤホイールの油汚れはホコリを呼ぶので、普段からこまめに掃除しておきたい。また、フェンダーやエンジン下はタイヤが巻き上げた泥で汚れやすい。汚泥れは腐食の原因にもなるので、早めに掃除しよう。
洗車はメンテナンスの第一歩！
洗車と同時に各部のチェックもしよう。例えばマフラーやミラー、ウインカーなど洗車するときに、ちょっと気をつけたり車体各部をゆすってみる。もし、それらを留めているボルト類が緩んでいたらガタつくので、きっちり締めこんでおこう。他に、ブレーキパッドの残量や、タイヤの溝の減り具合なども確認しておこう。
専用のケミカル剤を使って、ピンポイントで洗車が簡単！
効率良く、各部の専用ケミカル剤を的確に使えば、洗車も短時間で済む。ボディ用シャンプー、ワックスなどキレイにしたい部分専用の物を用意して、汚れが目立つ部分だけにピンポイントで洗車する。やたら根性でゴシゴシ磨くより、驚くほど短時間でキレイに仕上がるのだ。
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