バイクの保険について 自賠責と任意保険
自賠責保険と任意保険の違いって?
他人にケガを負わせたり、死亡させたりすれば高額賠償が当たり前!
自賠責だけでは足りません!
任意保険無しで運転するのは無謀といえます。
自賠責保険は他人への賠償。足りない部分は、任意保険でカバー!
バイクを含む自動車保険には、2種類の物があります。
行動を走る車やバイクに加入が義務付けられている自動車損害賠償責任保険=自賠責保険(いわゆる強制保険)と、利用者が任意で加入する任意保険(自動車保険)です。
自賠責保険
自賠責保険は、交通事故による被害者を救済する為の物で、対人賠償を確保することが目的。
つまり、運転者自身に対するケガの治療費やバイクの修理代などの保険金は一切ない。
さらに、相手のクルマ・バイクや建物の修理代なども支払われない。
自賠責保険のリスク補償はほんの一部でしかなく、不十分部分をカバーするのが任意保険というわけです。
自賠責保険は、ケガをした相手のため! しかも対象は身体のみ!
【現状では、足りないことが多い!保険金】
死亡 | 後遺症障害 | ケガによる損害 | |
---|---|---|---|
保険金 | 3,000万円 | 4,000万円 | 120万円 |
【自賠責保険料例】
排気量 | 12ヶ月 | 24ヶ月 | 36ヶ月 |
---|---|---|---|
〜 125cc | 6,960円 | 8,790円 | 10,580円 |
126〜250cc | 8,620円 | 12,080円 | 15,470円 |
251cc〜 | ――――――― | 13,740円 | 17,780円 |
任意保険の種類
■他人のための保険
対人保険
事故によって他人(搭乗者や家族は除く)にケガを負わせたり死亡させ、法律上の損害賠償責任を負うことになった場合に、自賠責保険で支払われる保険金を超える部分に対して支払われる。歩行者や他のバイク・クルマの搭乗者が対象となります。
対物保険
バイクやクルマ、自転車、建物やガードレールなど他人の所有物に破損・汚損・滅失などの損害を与え、法律上の損害賠償責任を負った場合に保険金が支払われる。つまり、他人の所有物を担保する保険なので、自分の所有物は対象になりません。
■自分のための保険
搭乗者保険
運転者を含め、バイクに乗っている人が死亡したりケガをしたときに補償されます。
入院1日当たり○○円、通院1日○○円という具合に算出する日数払いと、予め保険会社が設定した金額を受け取る部位・症状別払いの2種類があります。
人身傷害保険
自分の過失の大小にかかわらず、治療費が全額補償されます。
つまり、自分の過失で事故を起こしてしまった場合や、相手がいない自損事故でも十分な補償が受けられます。
保険の自由化以降に登場した自分のための保険です。
車両保険
自分のバイクが事故で損害を受けた場合に修理代を保障してくれる保険。
自損事故だけでなく、相手のある事故の場合でも自車の損害を保険でカバーできるもの。(ただし、過失割合によっては、全額相手から支払ってもらえない場合もあり)
★これらの任意保険は、保険会社から数多くの保険商品として発売され充実してきています。特にリスク細分化型保険が加入条件など細かく設定でき、自分に合う保障を見つけることができます。
保険金支払いの条件や保険料は、必ず保険会社(もしくは保険代理店)で詳細の説明を受け、確認してください。
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